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飼料米プロジェクトとは

ニチレイフレッシュファーム洋野農場が、純国産鶏種「純和鶏」生産において、循環型農畜産業を目指し地元JA様をはじめ、農家の方々と一緒に始めているプロジェクトです。純和鶏のふんを肥料として、えさとなる飼料米を育てるという、「純和鶏→鶏ふん肥料化→飼料米水田に施肥→飼料米は飼料に配合→純和鶏に給餌」の循環型サイクルを実現し、平成21年春より岩手県軽米町にて25ha(ヘクタール)の作付けよりスタートしました。同年10月より刈入れされ、約100トンの飼料米を収穫、22年1月より純和鶏の飼料に配合し給餌が開始しています。出荷は同年3月より開始しています。22年からは新たに洋野町も加わり、作付け面積は軽米町とあわせ約4倍の100haに及ぶ規模となっています。

作付け面積の推移

(単位:ha)

『フード・アクション・ニッポン アワード2010』
プロダクト部門優秀賞 受賞!

飼料米プロジェクト」の取り組みが、応募総数2500余件の中から、プロダクト部門で優秀賞を受賞いたしました。生(農家)と官(農林水産省・町役場)、民(メーカー・流通)のコラボレーションが生み出した、全く新しいビジネスモデルが今回、評価されました。

地元地域に貢献。4つのプロジェクト効果。

1 減農薬・減化学肥料

飼料米は飼料原料作物であるため食米同様、農薬の残留基準が厳しいものですが、もともと飼料米自体が虫や草に強い品種として、除草剤などしなくても自然と育つ性質を持っています。また今回の飼料米生産で使われている肥料は、純和鶏の鶏ふんを加工した有機肥料。結果、農薬や化学肥料の減少につながりました。

2 蛍スポットが増えた!?

通常食用米においてカメムシ防除を行う7月~8月にかけては、地域によっては蛍を観察できるシーズンと重なるようです。この薬剤も何らか蛍にも影響を及ぼしていたと考えられます。軽米町では以前より減農薬を進めた結果、蛍を見られるスポットが近年増えてきているとの話があります。今後も飼料米の取り組みを進めることで蛍やその他の昆虫などが戻ってくることが期待されています。

3 農家の方のやる気をアップ!

軽米町、洋野町の農家の皆さまに共通しているのは、「米を作り続けられることに対する喜び」。従来であれば減反政策や、大豆などの転作作物に転向するか等、お米を作りたいと思っても思うように作ることができない現状がありました。飼料用とはいえ、生産機械やノウハウの蓄積のある米(飼料用)を作れるということは、農家の皆さま方にとっても非常にモチベーションの向上に繋がっているといわれています。

4 補助金制度でしっかりサポート!

平成22年度より農林水産省では、国内飼料の自給率向上を目的に、補助金制度を実施しています。生産者にとって、食用の米作りは相場に影響されるので生活面での不安がありましたが、飼料米は出来高のため安心して生産をしていただけます。