生命の森

マングローブ植樹プロジェクトとは

良質なえびの持続的供給と地球環境との共生を目指して
地元企業と共に行う、協働プロジェクト。

生命の森 ― マングローブ植林活動の舞台となるインドネシア/カリマンタン島は、日本でもっともポピュラーなえび・ブラックタイガー種の産地です。これまで、こうしたえび養殖事業は、養殖池の整備のために海辺や水辺の森林を伐採するなど、自然環境に負荷を与えていました。ニチレイフレッシュでは、自然の地形を活用した池でえびを育てる粗放養殖を採用し、その収益の一部をカリマンタン島のマングローグの植林活動に提供。この活動には地元企業を通じWWFインドネシアも参画しています。

街に、養殖池に緑をひろげる、2つの植林活動を推進。

ニチレイフレッシュは、2006年12月より地元のタラカン市と協働でマングローブ林再生プロジェクトに参画。えびを養殖する地元企業MMA社への支援を通じWWFインドネシアの助言のもと、タラカン市に植林・維持費用を提供し、市内2ヵ所にマングローグ公園の整備を進めています。また、2009年からは粗放養殖池に約6000本の植樹を計画。粗放養殖池の面積は推定10万ヘクタールにおよんでおり、生命の森は未来に向けてひろがり続けていきます。

生命の森

粗放養殖のメリット

自然の地形を利用して、自然に近い環境でえびを育てる。
粗放養殖は、生態系と共存する、これからの養殖モデル。

ニチレイフレッシュが推進する粗放養殖は、自然と共生する養殖モデルです。多くのえび養殖は、水辺の森林を伐採して人工的な池を整備し、人工の飼料を与えて育てます。一方、粗放養殖は、自然の地形を利用した広大な養殖池の中に、ごく少ない尾数を放流し、人工の飼料を使わず周囲の環境や生態系と共存しながらえびを育成。自然に近い環境で、養殖密度を抑えてのびのびと育てられるため、えびは大きなサイズに育ちます。自然の力を活かした養殖法、それが粗放養殖なのです。

粗放養殖と集約養殖の比較

従来型の集約養殖では、森林を伐採して養殖池の区画を整理します。粗放養殖では、自然の池を利用し、人工の餌や薬品を与えないため、環境に負荷をかけずにえびを育てることが出来るのが特長です。

集約養殖

粗放養殖

生命の森

植樹による地域貢献

地域への貢献と生態系の回復につながる、マングローブの植林活動

インドネシア/カリマンタン島では、植林活動のひろがりと共に自然の生態系が回復し、えび養殖事業に欠かせない成育環境がさらに向上。環境への配慮と持続的な素材調達を目指す生命の森プロジェクトは、着実に実を結んでいます。ニチレイフレッシュではさらに、寄付金で見晴し台を設置するなど、自然と調和する地域づくりにも貢献しています。

マングローブ公園への植林(第一弾)

マングローブ公園への植林(第二弾)

養殖池への植林

生命の森

プロジェクトレポート

「生命の森プロジェクトも10年が過ぎ、11年目の活動もスタートしております。

2016年9月14日に10周年を迎え、昨年度は盛大なセレモニーが行われ、1つの節目となりました。11年目の新しいスタートは、元々養殖池として使用されていた荒廃した土地を新たな植樹エリアに設定し、緑豊かなマングローブの森の再生に向け取り組んでまいります。

10年間の歩みと成果

生命の森PJのスタートから丸10年。植樹を行ったエリアは約302ヘクタール、東京ドーム約65個分までに広がりました。これからも持続可能な調達を目指して、生物多様性の保全活動や自然と調和する地域・環境づくりに貢献してまいります。

生命の森プロジェクト10年の歩み

2006年12月~ 約59,000本をマングローブ公園第一弾に植樹。
2008年11月 約50,000本をマングローブ公園第二弾に植樹。
2009年 2月~
2010年 7月
約6,000本を養殖池に植樹。
2010年 7月~
2012年 9月
遺棄された池に植樹。また原生林を取得し、
開発による土地の荒廃や環境悪化を防ぐ取り組みを開始。
120ha取得した植樹地に約50,000本を植樹。
2013年 4月 約10,000本をSSM社の粗放養殖池に植樹。
2014年 4月 MMA社で約10,000本植樹。
SSM社で追加10,000本植樹。
2015年 4月 MMA社で約10,000本植樹。
SSM社で約10,000本植樹。
2016年 4月 MMA社で約10,000本植樹実施中。
SSM社で約10,000本植樹実施中。