ニチレイフレッシュ

 


こだわり素材開発ストーリー

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生で食べられるえび開発。世界初の挑戦。 マダガスルージュ・プレミアム 担当者 藤本亮太

心の満足、そして新しい価値とおいしさを届けたい。その意思が、業界初の挑戦に駆り立てた。

ブラックタイガーを生で食する。それは開発当初、業界のみならず社内でもナンセンスなアイディアであると言われていた。一般的なブラックタイガーの養殖は、熱帯地域で行われるため微生物のコントロールが困難なことや、生産者との文化の違い、養殖から加工までの一貫した管理体制の難しさなどから、生で食することは不可能な商品開発だと考えるのが常識だった。「しかし我々は業界で初めてのチャレンジに踏み切りました。世界中からすぐれた素材を見つけ、そこに新たな価値を付加し、生活者の皆様に『心の満足』をご提供していくことが、私たちニチレイフレッシュの存在意義であると考えているからです。」生で食べられるえび開発を先輩から受け継ぎ、『マダガスルージュ・プレミアム』を完成させた担当者、藤本は語る。

パッケージデザイン

 

 

常識からの脱却。ありえないことに挑戦しよう。徹底された管理システムの確立が、かつてないえびの養殖を実現した。

マダガスルージュ・プレミアム

生で食べられるえびを養殖するためには、最終製品として出荷する際の衛生基準値を満たすレベルの開発技術を目指すだけではいけない。薬剤での静菌や殺菌は論外であり、すべての製品が絶えず、稚えびから親えびにいたる全育成段階において、衛生基準をクリアーする「システム」作りが必要だった。ニチレイフレッシュはこのプロジェクトを、高い技術力、理念を持つユニマグループアクアルマ社と共同で開始した。1989年のことだった。
生で食べられるえびの開発で一番の障害となりうるのは微生物、つまり細菌のコントロールだ。洗浄はもちろん温度管理、時間管理がとても重要になる。

 

 

細菌は時間の経過と共に数が増え、そして死んでいく。低温、短時間で管理することが出来れば、細菌の増殖を抑えることが可能なのだ。そこでニチレイフレッシュでは活〆時、輸送時、加工時の温度をそれぞれ検証、増殖を抑えるための温度条件を設定。また池揚げから凍結までの加工時間を厳密に設定することで、独自の管理基準を決定し、定期的なシステムの検証を実施した。こうして、低温処理、時間管理、検証システムの確立により、雨季・乾季などの外界の変化に影響されることなく年間を通じて衛生基準をクリアーし、ついに業界初となる生で食べられるブラックタイガーの開発を実現したのだった。その成功は1996年の夏。開発から早や7年が過ぎていた。

養殖池

 

自然との共生。生産環境との共生。次世代の養殖スタイル。

「やみくもな開発による数量拡大確保から『環境への配慮』『安全・安心』そして『えび本来の旨み』といった次世代を見据えた開発が必要であると、私たちは考えています。」(藤本)マダガスカルは1989年にえび養殖が開始された養殖の後発国。開発当初からマングローブ林の役割、周辺環境への配慮など、自然との共生で持続可能なえび養殖を目指す国。 マダガスカルの環境を保全するため、養殖場は乾燥したサバンナが広がる、マングローブ林の殆どないエリアに展開。自然の地形をなるべく活かして造成し、マングローブの伐採は3%以内に抑えるなど自然との共生を図っている。 ニチレイフレッシュではマダガスカルを持続可能なえび養殖を行う、もっとも重要な生産国の一つであると位置付けている。

「環境を考えた永続的な養殖事業を実行しています。」と藤本

 

鮮やかなルージュ。そして深い甘みと弾力。えび本来のおいしさを生活者のみなさまに・・・

「商品名にフランス語の赤という言葉であるルージュを付けたように、加熱後の鮮やかな発色、えび本来の旨み、風味の強さは他のブラックタイガーをしのぐおいしさです。えび担当を数年間してきて、初めて味わった格別のおいしさです。」と、担当者の藤本は言う。この生でも食べられるブラックタイガーの出現で、食シーンにおけるえびのマーケットは広がった。お刺身はもちろん、軽く火を通した“レア”という調理をも可能にし、新たな食感・メニューを実現したこのえびは、現在、マーケットから高い評価を受けている。マダガスルージュ・プレミアムは、ニチレイフレッシュのえび開発における信念と情熱の赤い結晶である

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担当者とマダガスルージュ・プレミアム

 

 

 

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