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Vol.11 数の子編 〜 産地と特徴ほか

数の子の産地と特徴

数の子はニシンの卵を総称したもの。以前は北海道でたくさんのニシンが漁獲されていましたが、近年日本海での漁獲量は激減しています。そのため現在では海外からの輸入が多くなっています。
数の子の親であるニシンは、北半球で漁獲されますが、産地によってその質に違いがあります。太平洋産、カナダ大西洋産、アイルランド産が主な産地となっています。

数の子の産地と特徴
太平洋産
通称「本チャン」と呼ばれます。北海道、カナダ西海岸、アラスカ、アメリカ西海岸、ロシア沿岸にて漁獲されます。歯ごたえがよく、高級品とされています。

 

カナダ大西洋産
カナダ東海岸で漁獲されることから、水産業界では「イースト」と呼ばれています。ソフトな歯ごたえのため、主に味つけ数の子に利用されています。

 

アイルランド産
アイルランド沿岸で漁獲され、業界では略して「アイル」と呼ばれています。卵の質は「本チャン」と「イースト」の中間程度で、比較的しっかりした歯ごたえです。

 

その他ヨーロッパ産
オランダ産を始めとして、近年スーパーなどで見かけるようになってきています。

 

 

数の子の由来と歴史

ニシンの卵を塩漬けにし、流通・加工される数の子。そもそもニシンのことを頭の角張ったイワシと見立て「カドイワシ」と呼んだと言われており、その「カド」の子であるため「カドの子」→「カズノコ」、また卵の数が多いことから「数の子」の字があてられるようになったという説があります。
ニシンは世界各地で漁獲されていますが、その卵である数の子を食べるのは日本人だけと言われています。古くは室町時代、13代将軍足利義輝(1536年〜1565年)が食したという記録があります。

お正月のおせちに欠かせない数の子ですが、正月料理に数の子が登場するのは、江戸時代、8代将軍徳川吉宗(1684年〜1751年)の発案と言われています。
せめて正月のごちそうだけは貧富を問わず、みんなで同じものを食べて、年の初めを祝いたいということから、3つの肴が願いを込めて選ばれました。この頃の数の子は「干し数の子」が主流で水で戻して食べられていました。
塩数の子が登場したのは明治30年代と言われています。

おせちの材料と願い(3つの肴)

 

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