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こだわり素材まめ知識

Vol.9 イカ編 〜 イカの体<「腕」について>、イカの体色と鮮度

イカの体<「腕」について>

イカやタコの足は、その機能性から「腕」と呼ばれます。一般にタコは8本、イカは10本と言われますが、本当は同じ8本4対。背中から腹側へ向かって第1腕から第4腕がいわゆる「腕」ですが、タコとは異なりイカには第3腕と第4腕の間に、木の葉型の“手の平”のある特別に長い腕が出ています。これを「触腕」といって区別しています。コウイカ類ではこの触腕は生きている時には眼の下にあるポケットに畳み込まれており、通常は8本の腕しか見えません。

イカの体<「腕」について>

イカの体色と鮮度

イカは自らの体の色を変えることで、威嚇や求愛、擬態をしています。それを可能にしているのは「色素胞(しきそほう)」という細胞。これは表面から黄、赤、褐色の色素が重なり合って配置されています。それぞれの色素胞は皮の中に存在し、色素の入った小さな袋が筋肉で四方から吊られています。神経の伝達によって筋肉が収縮すると、色素胞の周囲が引っ張られ色がひろがり、逆に筋肉がゆるむと色素胞の面積も小さくなって色は消えます。色は種類によって異なります。海底に棲むコウイカの仲間は、色素胞を利用して石や岩に擬態します。
釣られた直後のイカ:半透明
色素胞は縮んでおり半透明。だだし、釣られたことで緊張すると赤や茶色に色付きます。

 

死んですぐのイカ:斑模様
体中の筋肉がまだ活動しているので、色素胞は縮んだりひろがったりしています。
「イカの提灯」とも言われます。

 

鮮度の良いイカ:全身色付く
死後硬直を迎えて、体中の筋肉が収縮し、色素胞がひろがるので色付きます。

 

鮮度の落ちたイカ:真っ白
全身の筋肉が弛緩してしまい、色素胞が縮むので真っ白になります。

 

さらに鮮度の落ちたイカ:ピンク
蛋白質分解酵素が働き、薄いピンクになります。さらに鮮度が低下すると、濃いピンクに変色します。

 

 
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