ニチレイフレッシュ

 


地球環境との関わり-CSR活動-

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WWFインドネシア・WWFジャパンとの取り組み

北カリマンタン 海と森の保全プロジェクト

世界でも有数の生物多様性の高さを誇るインドネシア、カリマンタン。近年、著しい森林減少により、数多くの野生生物が絶滅の危機に追い込まれています。また、急速なえび養殖業の発展による無分別なマングローブ林の伐採など、養殖が与える環境への負荷も問題となっています。
「北カリマンタン海と森の保全プロジェクト」では、ランドスケープの保全という大きな視点から、「海」と「森」の両方で活動を展開していきます。
「海」の活動では、環境に配慮した養殖水産物であることを保証する「ASC認証」取得を目指し、えび養殖の改善を行います。「森」の活動では、ボルネオゾウをはじめとした野生生物の生息地保全とともに、ゾウと地域住民の衝突回避のために、普及啓発やトレーニングを実施します。
「海」と「森」、その両方の課題に対処していくことで、2つの活動を加速させ、北カリマンタンの豊かな生態系や生物多様性の保全に向けて取り組んでいきます。

WWFインドネシア・WWFジャパンとの取り組み

 

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WWF中国・WWFジャパンとの取り組み

あさりの持続供給を目指した黄海エコリージョンの保全活動

中国と朝鮮半島に囲まれた海、黄海。豊富な漁業資源に恵まれた漁場であるとともに、豊かな海洋環境をもつ地域です。しかし現在、水産資源の過剰漁獲が進むとともに、埋め立てや干拓などの沿岸開発によって、沿岸湿地が大幅に減少しつつあります。これは、干潟に生息する貝類などの底生生物や、休息や栄養補給のためにやってくる渡り鳥にとって、生命をゆるがす大きな問題です。
「黄海エコリージョン保全プロジェクト」では、二枚貝の生産現場として、そして渡り鳥の中継地として重要な地域の一つである鴨緑江河口域沿岸で、あさり漁業の改善活動を展開していきます。環境に配慮した水産物であることを保証する「MSC認証」取得を目指し、適切な資源管理と持続可能な水産物の促進を通じて、黄海沿岸の自然や生物多様性の保全に向けて取り組んでいきます。

WWF中国・WWFジャパンとの取り組み

 

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FA(エフ エー)素材への取り組み

「薬剤を使用しない」という新しい考え方で、「耐性菌」への不安を解決するため、「健康でおいしく」、「生活者にも環境にもやさしい」素材開発を行っています。

FA

 

家畜や水産物の生産性を高めるために、抗生物質や合成抗菌剤を恒常的に投与したことで、それらを食べてきた人間の体内に「耐性」を持った菌が出現し、抗生物質を使用しても全く効かないという状況が起こっています。また、抗生物質や合成抗菌剤を含んだ糞尿が環境や生態系にも影響を及ぼしています。 これを「耐性菌問題」と言います。

この様な問題に対して、ニチレイフレッシュでは、「全育成過程を通じて、抗生物質・合成抗菌剤を投与せず養殖・飼育した水産・畜産素材」をコンセプト
にしたFA(エフエー)(Free from Antibiotics)素材の開発を行っています。

生態系サイクルを脅かす耐性菌のイメージ FAの定義

 

FAチキン(エフエーチキン)

FAチキン(エフ エー チキン)

ストレスのない最適な環境で、自然治癒力を高めることにより、薬剤を使用しないで飼育したチキン。現在は、日本、中国、ブラジルで養鶏をしています。

 

FAシュリンプ(エフエーシュリンプ)

FAシュリンプ(エフ エー シュリンプ)

自然の力を最大限に活かして育てているため、薬剤を使用しないで養殖したえび。現在はサウジアラビアの紅海で養殖しています。

 

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生命の森プロジェクト

自然環境に対して負荷を与えると言われてきたえび養殖。ニチレイフレッシュは環境に配慮し、地球環境と共存していく活動「生命の森プロジェクト」に取り組んでいます。

ニチレイフレッシュでは、インドネシアのカリマンタン島で粗放養殖でえびを育てています。一般に多くのえび養殖は、海辺や水辺の森林を伐採し、そこに大規模で人工的な池を整備し人工の飼料を与えて育てますが、粗放養殖は、人工の飼料を投与せず、自然の地形を活用した池の中で、周囲の環境や生態系と共存しながらえびを育てます。そして粗放養殖されたえびの収益の一部を、粗放養殖地であるカリマンタン島でのマングローブの植林活動に充てています。

 

現地におけるマングローブ植樹活動の様子
「生命の森」について詳しい情報はこちら
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鶏ふんを肥料に変える、純和鶏の循環型生産プロジェクト

周囲の環境に影響を与える家畜の糞尿の処理は、畜産業にとって大きな課題。2004年には家畜排泄物法が施行され、家畜の糞尿等の野積みが禁止されるなど、早急な対応が求められています。岩手県にあるニチレイフレッシュファーム洋野農場では、ファームで育成する「純和鶏」の鶏ふんを肥料に加工することで、この問題の解決策を見いだしました。バイオマス資源である鶏ふんを、最新の高速鶏ふん処理プラントで加工し、窒素・りん酸・カリウムを多く含む有機肥料として活用しているのです。鶏ふんから生まれ変わった有機肥料は、「純和鶏」の飼料となる飼料米の水田で使用されます。こうした循環型の生産体制は、環境に配慮した持続可能な農場経営の先行モデルとなっています。

鶏ふん処理フローのイメージ
循環サイクルと飼料米の籾 循環サイクルの説明のイメージ

 

「純和鶏」生産について詳しい情報はこちら
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メタンガスの発生を抑制する肉用牛の開発

牛、羊などの反芻動物には胃が4つあり、エサを分解・消化する過程でルーメン(1番目の胃)内の微生物の働きにより水素とCO2が生成され、このうち水素はメタン細菌によりメタンガスとなりゲップとして体外に排出されます。
メタンガスはCO2の21倍もの温室効果があり、反芻動物からの発生量は全体の16%、そのうち70%は牛が排出していると言われています。地球温暖化防止が世界的な課題となる中、ニチレイフレッシュは、牛の発生するメタンガスを抑制する取り組みを開始しました。
ニチレイフレッシュでは、アマニ油脂肪酸カルシウムがメタンガスの発生を抑制するという研究成果に着目。牛にアマニ油脂肪酸カルシウムを給与することで、ルーメン内の水素は、アマニ油脂肪酸カルシウム中の不飽和脂肪酸と結合して飽和脂肪酸となり、メタンガスの発生が抑制されます。 さらに、この飽和脂肪酸が吸収されると、牛の増体効果・脂肪交雑(霜降り度合い)の向上も期待できます。肥育期間が短くなり、飼料コストが抑えられ、生産農家の負担軽減にもつながります。
現在、このアマニ油脂肪酸カルシウムを用いた飼育プログラムの実用化を目指し、国内で試験を重ねています。

試験中の牛牛の体内でのメタンガス発生の仕組み※イメージ

 

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グリーン電力を活用した「こだわりセミナー」を開催

グリーン電力とは、自然エネルギーによりCO2排出などを抑制して発電される電力のこと。グリーン電力が環境に与える付加価値を「グリーン電力証書」として購入することで、自然エネルギーによる電力を使用したとみなされます。ニチレイフレッシュでは、以前からグリーン電力の活用を進めており、2008年度は新たに「こだわりセミナー」の会場で使用した電力についてグリーン電力証書を購入しました。「こだわりセミナー」は、環境との共生に配慮した「こだわり素材」開発の取り組みを紹介する場として、毎年開催されています。2009年度も、東京・大阪の2会場で、グリーン電力を活用したセミナーを開催する予定です。

セミナー会場風景のイメージ セミナー会場風景
グリーン電力証書のイメージ グリーン電力証書

 

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